2014年5月27日火曜日
診断名リスト ~こんな名前を聞いたことありませんか~
前回、鍼灸治療がどのように妊娠しやすい体作りに作用するかを書きました。
今日は、妊娠を妨げていると考えられる事項に対し、鍼灸治療の効果があるとされているものをリストしてみます。
下記のリストは婦人科医により血液検査や精液分析など様々な検査結果をベースにして告知される診断名です。これらに対してどうして中医学が良い結果を出すことができるか、治療がこのリストにあるものに限らないかは、これからおいおいブログにて記していきますが、できるだけ早く赤ちゃんが欲しいと考えられている方や、痛みが伴う症状がある方は、junko@yinstill.comにご連絡を下さい。日本語、英語どちらでも大丈夫です。
- 原因不明の不妊症
- 高齢 出産
- 免疫性不妊症
- 卵子の質の低下
- 男性不妊症
- 子宮内膜症
- プロラクチノーマ
- 高卵胞刺激ホルモン、IVF(人工授精)に対しての低反応
- 反復性流産・不育症
- 子宮筋腫
- 多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
- 黄体機能不全
Yinstill Reproductive Wellnessでは 下記の鍼灸トリートメントプランを掲げています。
- IVFに向けての調整、IVFサイクルの間、 胚移植の当日移植直前直後にベッドに寝たままの治療(PCRMもしくはGENESISにて)、またIVF後、妊娠を継続させる為の鍼灸治療
- 自然妊娠を促す
- 男性不妊原因の治療
2014年5月24日土曜日
鍼 (Acupuncture) で妊活☆のススメ
Acupuncture (鍼治療)がいったいどのように、妊娠しやすい体作りに作用するのでしょう。
髪の毛より細い鍼が数本体にさされるだけなのに、妊娠しやすくなるなんて、想像しても頭の中は??だらけになりますよね。
研究結果に基づいて5つのポイントがあげられています。
- 神経伝達物質が放出され、ゴナドトロピン放出ホルモンを刺激、その為、月経サイクル調整、排卵、妊娠に影響を与える。
- 血流を悪くする交感神経の活動を抑制し、子宮への血流を促す。
- 内因性オピオイドの生成が刺激され、中枢神経系に多く分布されるオピオイド受容体と結びつきやすくなるため、痛みやストレスを緩和させる。
- セラトニン(幸せホルモンといわれています)のレベルが上がる。
- IVF(体外受精)サイクル中、特に受精周期へむけての薬を服用している際のコルチゾールとプロラクチンレベルに好影響を与える。
2014年5月23日金曜日
" There's No Such Thing as Infertility " - by. Randine Lewis, Ph.D.
” 不妊症なんてものはない ”
私の好きなそして強いインパクトを与えてくれたランディン・ルイスの言葉です。
現代の婚期はいくつなんでしょう。
ひと昔前とは違い、女性もやりがいのある仕事や勉強を一生懸命こなす時代、時間に追われるように生活をして、出会いもままならないとよく耳にします。その後結婚し、さてそろそろ子供を作ろうと気持ちの準備が出来た時、はたして体も同じように準備万端でしょうか。以前はひょっとしたら逆に体は準備ができていて、若さゆえ気持ちがまだ、だったのではないのでしょうか。でもそれって一生懸命人生を歩んできたからであって、それが不妊症という名前をつけられるに価するのでしょうか。
生態学的に見て妊娠出産するための必要な器官が揃っていて、妊娠可能年齢であるならば、不妊症という言葉はとうてい似合わないように思います。
このブログで使われる不妊症という言葉、便宜上使っていますが、気持ち的には”妊活”という思いを込めて書いていきます。ご了承下さい。